僕は「何者」?
僕は大学3年になるんですが、先日、就職ガイダンスがありました。そろそろ就職について意識し始めるころですよね。そんな日にちょうど前から見たいなと思っていた映画「何者」のレンタルが開始されたので借りてきて見ました。
この映画の原作は朝井リョウさんの「何者」です。僕は読んだことがなかったので、ストーリーは全く知らずに読んだのですが、「何者」はすごい映画でしたね、、、
就活に立ち向かっていく5人の話なんですが、就活を通して描かれる人間の闇の部分。これは映画の中に限った話ではなく、僕らが誰しも、嫌だけど共感してしまう部分がたくさんありました。
現在、多くの人がTwitterをやっていると思います。Twitterって優越コンプレックスのかたまりだと思うんですよね。たとえば、自慢話をつぶやいていいねをもらう。承認欲求を満たして自分は価値のある人間だと思いたい。劣等感を持っている人ほどその傾向が強いと思います。
そんなこと言ってる僕もつぶやいていいねをもらうことはうれしいし、だからこそTwitterってやめられなくて依存しやすいんだなと思います。
「何者」でもTwitterがたくさん出てきました。Twitterで自分はこんなに意識が高いんだとか、自分が頑張っているところをアピールしたりだとか、自慢みたいなことがたくさん出てきました。そして、それを客観的に見て、分析している側も出てきます。客観的に見て分析している側は、口だけで実際は自分では何もしていません。こういうところって表には出ないだけで誰しもが持っていて共感してしまう部分なんじゃないかなと思います。ぼくもこれを書いていてめちゃくちゃ共感してますが、、、笑
就活からだいぶそれましたが、自分は「何者」なんだろう、と考えさせられる作品となってました。
「結局僕らはさ、何者になるのかな」って感じです。
まだ見ていない人は見てみるといいかもね。
そうみん